建物が原因の水漏れ

建物の不具合による水のトラブル
平成20年度に国土交通省が行った調査では、マンションにおける「建物の不具合に係るトラブル」の発生で最も多かったのが「水漏れ」の22.0%だそうです。次が「雨漏り」が14.4%ということで、イメージ的には起きやすいと思われることが多い雨漏りよりも、水漏れの方が多いというのは少し驚きです。この調査は「建物の不具合に係るトラブル」なので、使用中の不注意ではなく、主に建物の経年劣化が原因と考えられます。

水漏れのトラブル事例
では具体的に、建物の不具合による水のトラブルにはどんなものがあるでしょうか。
◆ケース1
「上階から水が漏れてきた」という連絡があり、直上の部屋を確認したが水が漏れている形跡は見つからず。専門業者を呼び調査をしたところ、床下の排水管の繋ぎ目が劣化し、そこから水漏れを起こしていることが確認された。
◆ケ-ス2
長期旅行で家を留守にしていたのに、水道の使用量が前回以上になっていた。不審に思い家中を点検するも水漏れの形跡は見つからず。専門業者の調査によって、原因は庭に設けた水栓の給水管にヒビが入って、そこから水漏れしていることが確認された。

耐用年数を考慮しましょう
いずれのケースの場合も、原因は管の劣化によるもの。水道関係の管は、通常目に見えない形で配管されていることが多く、現象が起きて初めて「水漏れ」が起きていることに気付くことが非常に多いのです。建物や設備には、問題なく利用出来る年数として「耐用年数」というのがありますが、こうした水道設備は約15年と言われています。自宅の経年がどれくらいかを確認して、耐用年数を迎えているようであれば、一度調査をすることをお薦めします。